外壁塗装の下塗り塗料はなぜ重要?素材別の選び方を完全解説【2026年版】

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外壁塗装を検討していると、「下塗り塗料って本当に必要なの?」「どの下塗り塗料を選べばいいの?」
と疑問に思う方は多いのではないでしょうか。

下塗り塗料は、仕上げ塗料のように見た目には残りません。
しかし実は、外壁塗装の耐久性・仕上がり・寿命を左右する最重要工程です。

〈外壁塗装 工程(一部抜粋)〉

高圧洗浄

コーキング

養生

塗り

上塗り

この記事では、

「下塗り塗料がなぜ重要なのか」
「下塗りを間違えるとどうなるのか」
「外壁素材別の正しい下塗り塗料の選び方」

をわかりやすく解説します。

大津市で外壁塗装をご検討中の方は、
大津市の外壁塗装専門店「株式会社山塗建装」のトップページをご覧ください。

目次

外壁塗装における下塗り塗料の役割とは?

下塗り塗料とは、外壁材と中塗り・上塗り塗料を密着させるために塗る塗料です。主な役割は以下の3つです。

  • 外壁材と塗料の密着性を高める
  • 劣化した下地を補強する
  • 塗料の吸い込みを抑え、仕上がりを安定させる

どれか一つでも欠けると、
どんなに良い塗料を使っても本来の性能は発揮できません。

なぜ下塗り塗料が重要なのか

塗膜の剥がれ・膨れを防ぐため

下塗り塗料を正しく施工することで、上塗り塗料が外壁にしっかり密着します。下塗りが不十分な場合、

  • 数年で塗膜が剥がれる
  • 表面が膨れてくる

といったトラブルが起こりやすくなります。

塗料の耐用年数を最大限に引き出すため

耐用年数10〜15年の塗料でも、下塗りが適切でなければ半分以下の寿命になることもあります。

つまり、下塗り塗料は「長持ちさせるための土台」です。

下塗り塗料を間違えると起こる失敗例

塗装後すぐに色ムラが出る」
「ひび割れ部分から剥がれる
「チョーキング(白い粉)が早期に発生する」

これらの多くは、下地の状態や素材に合っていない塗料の使用が原因です。

チョーキング現象

外壁素材別|下塗り塗料の正しい選び方

外壁塗装で失敗が起こりやすい原因の一つが、外壁素材に合っていない下塗り塗料の選定です。
この章では、外壁素材ごとに適した下塗り塗料の種類と選び方のポイントを、初めて外壁塗装を検討する方にもわかりやすく解説していきます。

モルタル外壁/ALC外壁

モルタル外壁やALC外壁は表面に細かいひび割れが入りやすいため、

フィラー

表面を滑らかにし、凹凸を埋める役割があります。モルタル壁やALC壁に使用されることが多いです。特に古い外壁や劣化した部分には、フィラーを使うことで塗料がしっかりと密着し、耐久性を向上させることができます。

微弾性フィラー

微弾性フィラーはゴムのように伸縮性を持ち、ヘアクラック(髪の毛ほどのひび割れ)の発生を抑制または追従し下地の凹凸を埋めて平滑にする下地調整材です。ひび割れやすい場合により有効な下塗り材です。

がよく使われます。ひび割れ補修と密着性を同時に高められるのが特徴です。

窯業系サイディング

窯業系サイディングでは、

シーラー

主に吸収性の高い壁材に使用され、塗料の吸収を防ぐ役割があります。サイディング壁に適しています。シーラーの中にも「アクリル、ウレタン、エポキシ、シリコン」の種類があり、上塗り塗料の性能を最大限に引き出すことができます。

サーフ

サーフは塗装する前に基材の表面を均一化し、均質化する役割を担います。特に凹凸や不均一な表面を平滑化し、塗膜の密着性を向上させます。基材の吸水性や吸収性を調整し、塗料が均一に塗布されるための下地調整剤です。

が主に使用されます。劣化が進んでいる場合は、吸い込み止め性能が高いシーラーを選ぶことが重要です。

「サイディングボードの寿命とメンテナンス方法」についての詳しい記事はこちら

金属サイディング・鉄部

金属サイディングや鉄部には、

防錆プライマー

防錆プライマーとは、鉄などの金属が錆びるのを防ぐために最初に塗る下塗り塗料(プライマー)で、錆の進行を止め(防錆効果)、次に塗る上塗り塗料の密着性を高める(密着性向上効果) 役割を持ち、水分や酸素から金属を保護します。

を使用します。適切な下塗りを行わないと、塗装後でも内部からサビが進行する恐れがあります。

「外壁材の種類と特徴」についての詳しい記事はこちら

外壁材別 下塗り適合 早見表

外壁材によって、適した下塗り塗料は異なります。
この早見表では、外壁素材ごとに適合する下塗り塗料をひと目で確認できるようにまとめました。

スクロールできます
外壁材〈基本〉下塗り材〈劣化〉下塗り材

モルタル/ALC
フィラー微弾性フィラー

窯業系サイディング
シーラーサーフ

金属サイディング・鉄部
防錆プライマー——–
外壁材別 下塗り適合 早見表

実際の施工では、外壁の状態を見極めたうえで最適な工程を判断することが重要です。
大津市で外壁塗装をご検討中の方は、
大津市の外壁塗装専門店「株式会社山塗建装」のトップページも参考にしてください。

下塗りは何回塗るのが正解?

基本的には 1回塗りが標準ですが、

  • 「外壁の劣化が激しい」
  • 「吸い込みが極端に強い」

場合は、2回下塗りを行うケースもあります。

重要なのは 回数ではなく、外壁の状態に合っているかどうかです。

大津市の住宅で下塗り塗料が重要な理由

大津市は、

  • 湖からの湿気
  • 夏冬の寒暖差

の影響で、外壁の下地が劣化しやすい地域です。

街並み

そのため、

下塗り塗料の選定

下地処理の丁寧さ

が、塗装の耐久性に直結します。

まとめ|外壁塗装の品質は下塗り塗料で決まる

下塗り塗料は目に見えませんが、外壁塗装の成功を左右する最重要ポイントです。

素材に合った下塗り塗料を選ぶ」
「下地の状態を正しく判断する
「見積書の内容をしっかり確認する」

これらを意識することで、後悔のない外壁塗装につながります。下塗りは外壁塗装において欠かせない工程であり、その役割は非常に重要です。下塗りをしっかりと行うことで、塗装の仕上がりや耐久性が大きく向上します。これから外壁塗装を考えている方は、下塗りの重要性を理解し、信頼できる業者に依頼することをお勧めします。

外壁塗装について正しい知識を持つことは、後悔しない工事につながります。
大津市で外壁塗装をご検討中の方は、
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「外壁塗装の工程と期間」についての詳しい記事はこちら

「外壁の劣化症状」に関する記事はこちら

この記事を書いた人

株式会社山塗建装 代表取締役
23年間、長きに渡り塗装の道を歩んで参りました。お客様に寄り添ったサービスを提供したく、お役立ち情報や豆知識を執筆しております。少しでもみなさまのお役に立てればうれしいです。

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